DX

【書評】世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。: デジタルトランスフォーメーションで組織スピードを上げる 「いちばんやさしい教本」シリーズ(DX、アジャイル本100冊挑戦チャレンジ vol.2)

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GAFAって知ってる?
がーふぁね。Google, Amazon, Facebook, Appleの頭文字を取ったアメリカの大手IT企業を示した言葉だよね。アメリカでは、Netflixを加えた、FAANGの方が一般的らしいよ。
えっ

DX、アジャイル本チャレンジ、2冊目は「世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。: デジタルトランスフォーメーションで組織スピードを上げる 」です。

書評!

DXを理解し、それを1担当者がどう戦っていくのかというボトムアップ的アプローチより、どちらかというとトップダウン的なアプローチをしたい方に即した本でした。

筆者はこの時代には珍しく、IT系の職を転職を重ねながらスキルアップしていった方であり、旧来的な日本的な会社も、外資系企業(スタートアップ系企業も、Amazon等も)勤務経験がある方です。おそらく筆者は、1戦力としても猛烈に働き、有用な人材であったであろうことが想定されまずが、特にマネジメント能力が非常に高い方であるという印象があります。

実践としては、ドワンゴでの成功例がメインとなった印象ですが、日本的な組織に対し、GAFA的なアプローチをどう導入すればよいのか、ということへのアイデアが散りばめられています。これは筆者の実践に基づいた提言であるので、大変興味深く勉強になりました。特に興味深かったのは、人材を狩猟型人材、農耕型人材といった形でパターン化して、それぞれの人材をどのフェーズに当てはめて活躍させていくのかといった話でした。DXを組織に導入するにあたってはどうしても障壁は大きくなるが、それをどう乗り越えていくのかということが、トップダウン的な視点で解説されていました。1社員であっても、社長はどう考えるのか、部長はどう考えるのか、など、トップダウン的な視点は必要ですので、一読の価値ありです。

この記事が誰かのお力になれたなら幸いです。それでは、あっちょんぶりけ!

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ハイセンミセス
お仕事と育児にふんとうしているハイセンの少しおかしなミセスです。
\ これはいい! /というコトやモノを厳選してお届けします。

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